25歳、恋愛始めました

25歳恋愛未経験者が焦って恋愛に取り組むブログ

デートの下見が大事すぎる

前回の更新からかなりの期間が空いてしまった。

この期間にマジで色々あった。マジで色々あった....

 

 

 さておき、

これまで俺は合コンより男友達とジョイフルでポテト食べながらだべる方が楽しいと思っていて合コンなんぞ性根が腐ると断っていた。

女の子と話すのは俺にとって無価値であり、何を話せばいいかわからず困るのでむしろ恐怖ですらあった。

モテないどころかこちらから女の子を避けていたのである。

 

 

このときの俺のパラメーターを図で表すと

 

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恋愛に関しては無だった。

レベル上げを一切していない初期能力値のままだったのである。

 

だがこうも言える。

そもそもゼロならば恋愛能力に関しては”何をしてもプラスになる”、と。

 ならば行動あるのみ。

 

こうして俺と恋愛との終わりなき格闘が始まったのである。

 

 

俺はこの三か月間恋愛のために疾走し恋愛の深淵を垣間見てきた。

そして俺はとうとう、女の子と二人で大阪に旅行したり、女の子の家に二週間お泊りした。

三か月前の俺に話したらおとぎ話だと思うだろう。

 

書きたいことは山ほどある。

今回はその中でもデートに不慣れとはどういう状態か。デートの下見の大切さについて書く。

  

 

初デート下見

 

6月上旬。

その子は写真の100倍可愛いかった。

新宿駅東口改札前で俺達は待ち合わせた。

 

この待ち合わせ場所は失敗だったと思う。人通りが多い駅構内は騒がしい上に立ち止まっていられないため会ってからゆっくり話ができない。服装を褒める暇もない。すぐ移動しないといけない。

 

移動した後のラグがある状態で心から褒めることができるか?

俺の気持ちのピークは会ったその瞬間だ。

俺は可愛い子に対して心から手放し全力で褒めれる状態で可愛いと伝えたい。そうだろ?

写真の100倍可愛い子が来て感極まったのだが、移動を余儀なくされたため俺はこの感動を伝えることができなかった。

 

デートに行ったことない方は気を付けてほしい。待ち合わせ場所は会ってから3分でもゆっくり立ち話できる所が良い。

 

 

初デートで行ったレストランは新宿のアクアリウムレストランDENアクアルーム新宿という。

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想像してほしい。

ろくに女の子と喋ったことない男がこんなお洒落な場所で、初対面の女の子と上手く会話ができるか?

 

そんな日には緊張で店中にゲロをぶちまけるだろう。

俺はデートが確約したその日直ちに下見を行った。

 

もちろん下見は一人で行ったが他のお客さんはすべてカップルだった。

デートでしか使われない店が存在するとは・・・

これまで体験したことのない雰囲気を醸し出す空間だった。 

 

 

下見とデートと、二日分予約していたので店員はすべてを察していたように思う。

 

 

注文は当日頼むコース料理とピニャコラーダを頼んだ。

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俺は何もわからずにピニャコラーダを注文した。

写真をよく見てほしい。パイナップルが付いている。

 

俺は困惑した。

こんなお洒落な空間でパイナップルを手掴みで食べるなど許されることなのだろうか?

はしたなくないだろうか?

絵面的に空間をぶち壊してしまうことになるのではないか?

これはただの飾りかもしれない。

 

俺は店員さんに尋ねた。

「このパイナップル食べても良いんですか?」

 

爆笑されてしまった。食べるのは当たり前らしい。

 

この瞬間から店員さんの俺に対する視線が完全にデートの下見に来た背伸びして頑張る少年へのそれになったと思う。

 

 

また、俺の前にこんなものが置かれた。

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なんだこれは?

 

当惑していると、コース料理のメニュー表が届いた。

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こんな感じでコース料理の内容がお洒落な紙にお洒落な字で書いてある。

 

先ほどの金属の物体とこの紙がちょうどピッタリの大きさだったため、俺はメニュー表を金属の上に丁寧に設置した。

 

するとナイフとフォークが運ばれてきて、店員さんに爆笑された。

 

この金属の物体はナイフとフォークを置く、言わば箸置きの類らしい。

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不慣れ丸出しではないか。危うく女の子の前で醜態を晒すところだった。

下見に来ていなかったと思うとゾッとする。

 

後に俺は店員さんにデートの下見であることを伝え何かあったらサポートして貰う約束を得た。こういうデート向けの店は、デートが上手くいくよう店側も凄く協力的らしい。どんな細かいことでも言って欲しいそうだ。

 

カッコつけないで自分が如何にこういう場に不慣れか伝えたらより協力してもらえると思う。DENアクアルーム新宿はデートにはピッタシの良い店なのでおすすめする。

 

 

デート。

 

それは数々の恋愛をしてきた人からすればただ男女で食事するだけの楽しい日常の一コマにすぎないかもしれない。

 

ただ俺にとっては非日常であり一大事で未知の領域。

楽しみなんてまったく言えない。

ただただ不安と恐怖が俺を取り囲んでいた。